2009年8月17日月曜日

【合理性・非合理性】 「鳥の目・虫の目」発想読本:その6

「鳥の目・虫の目」発想読本 ビジネスが求めるクリエイティブ視点:高橋 宣行 著 2009/07/17 PHP研究所


高橋 宣行 氏 (フリープランナー)
高橋 宣行『HOW TO THINK』―いかに、考えるか―


 この著書を活用して、当社の開発戦略・ビジネスモデル構築の方向性【視点】について
情報共有を試みてみたいと思います⇒6回目

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↓本文より:

☆9 合理性 & 非合理性   「事実」の裏にある、  「真実」を探せ!

 ○ 生活者の欲求が分散して、見えにくい

 モノ余り社会は、「作る→売る→買う」の流れは逆転し、主導権は完全に「買う人」に
移ってしまいました。しかも買う人は、「自分の生活にとってベスト」を求める人ばかり。
100人いれば、1つとして同じ生活パターンはありません。この好き嫌いをはっきり表わす
生活者の「私生活」をどう探るか。あらゆるビジネスの課題が、ここに集約してきています。
「事業の本質は需要創造である」と早くから語るドラッカー氏の言葉どおり、あらたに
「モノ」ではなく「需要」をどうつくるか。合理性で組み立てるマーケティングが通じなく
なり、そこに気づいて、「人間の感情と経済の関係」を深く探り始めています。あらためて
マーケティングが対象にしなければならない「人間」への視点、「人間」への洞察。大きな
テーマとなってきました。

 その中心となるのが、「人間は2割の合理性と8割の非合理性で生きている」という原則
です。「考える」作業には欠かせない視点。


【合 理 性】もっと早く、安く、便利にと、効率性・利便性を手にする満足感。
      客観的で理屈、道理に合っていること。

【非合理性】もっと楽しく、もっと面白く、感性をくすぐる、精神的な充足感。
      主観的で理性をもってもとらえきれない。


 ○ 定量から定性へ  ポストモダーンマーケティング

 消費者の行動や心理を、個々人内面まで深く入り込んで理解し、製品開発やマーケティング
に生かしていこう、という動きです。それがポストモダーンマーケティング。いままでの市場
は「どっちのタイプが多いか(定量調査)」で進めてきたモダーンマーケティングであるのに
対して、「なぜ人はモノを買うのか」「なぜこれが好きなのか」「なぜ買わないのか」という
洞察を進めていこう、というアプローチなのです。結果を整理分析し、後かたづけするのでは
なく、理論と感性で予見できるリサーチに切り換えていこう……と。そのために生活者の消費
行動、深層心理を徹底して探る研究が続けられています。このように人間を1人の「個」と
してとらえないかぎり、生活者のニーズに合ったものは生まれないからです。


 ○ 「私生活」を洞察し、創造する上で  求められる<暗黙知>

 いま企業の競争力の源泉は、質の高い暗黙知にある、といわれています。もともと
<暗黙知>とは、勘とか知恵とかいった言葉やカタチにしにくい主観的な知識です。
<形式知>は明確な言葉に置きかえられる客観的知識のこと。人から人へと、知識が手渡さ
れる様子がこの2つの知識の分け方をもとに考えられています。

 職人の親方から渡される技、コツは<暗黙知>。学校の先生から渡される知識は<形式知>。
このように分けてみると、企業が求めている創造性は、まさに<暗黙知>。ハードでなく
ソフト、情報でなく知恵、事実でなく真実、こうした見えない水面下の知識活動が大切に
なってきました。
「人は必ずしも合理的に行動しない」という前提に立ち、暗黙知を磨き続けることが大切です。


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【感性価値創造=コトづくり】:
「面白い・やる気になる」という「ヒトのココロ・気持ち」をつなげる
『道具と仕組み』づくり


【人間≒非合理性】に着目して【需要】を『創る』には?:
その役割を担う『人財=ヒトづくり』は【暗黙知】の積み重ねによるところ
が大きくなってくるとの信念に基づいて商品開発を実践&継続していきたい!


☆当社の理念:
 しなやかで 気持ちの良い ヒトづくり と コトづくり を通して 社会に貢献する
 プラス発想 と 知恵の共有 により 学習力 を高め 革新し続ける 企業をめざす


 【ヒトづくり】:コーチングによる支援・共感・コミュニケーション・自己成長力↑
         ・当事者意識・責任感

○求めるべき人財(脳力)像:変化対応力→自立・自律・多能→仕事=作業+改善←自発行動

○しなやかな志を持ち続ける=小さな気づき「なぜ?」「なるほど!」「これだ(本質)⇒」
              の積み重ねを習慣化


株式会社 白川製作所

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