「鳥の目・虫の目」発想読本 ビジネスが求めるクリエイティブ視点:高橋 宣行 著 2009/07/17 PHP研究所
高橋 宣行 氏 (フリープランナー)
高橋 宣行『HOW TO THINK』―いかに、考えるか―
この著書を活用して、当社の開発戦略・ビジネスモデル構築の方向性【視点】について
情報共有を試みてみたいと思います⇒2回目
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↓本文より:
☆2 想像 & 創造 独創性を生み出すために、何を、どこから、どう考えるのか。
○ オリジナルな夢を見るから オリジナルなカタチが創れる
「発想する」とは、方法論ではなく、思想であり姿勢です。カタチではなく自ら意味を知る
ことで、自分らしさにつながっていきます。いま「広く深く遠く」考える中で想像と創造の
関係を知ることがとても大切になってきました。それは私たちのビジネスに不可欠な2つの
「そうぞう力」です。
【想像力】 夢を見る力。
未知の、異質の情報を組み合わせ、新しい世界や夢やロマンあるストーリーを描く力です。
目先の習慣やルールにとらわれることなく、まったく新しいイメージを形成すること。
それは頭の中に絵を描くことでもあります。
【創造力】 夢をカタチにする力。
いままでにない価値あるものを創り出す力。問題解決に対して、習慣化した考え方や常識
に挑戦し、頭の中のイメージを具体的なカタチに定着させること。
つねに人と違うものを創る姿勢と行動力が不可欠となる。
○ 求められる最大の力は 「想像力」と「創造力」
私たちの生きるビジネス社会では、つねに人と違うことを考え、人と違うものを創ることで
評価されるようになりました。差異化・個性化の時代は、知識ではなく知恵がもとめられてい
るからです。とくに求められるのは「想像力」。複雑に情報が錯綜する企業の悩み対して、
その問題の核心をつかむのも、新しい想いを描くのもイマジネーションの力です。何が問題か。
どこが根っこか。それを解決することにより、相手はどう反応しどう行動し、その商品によっ
てどんな生活を楽しみ、どんな暮らしぶりになるのか。そんな先を読む力でもあるのです。
ITを動かす原動力であり、付加価値づくりの源泉でもあり、人を思いやる資質でもあります。
○ 競争社会に勝つ術は、想像しかない
すぐれた想像から、すぐれた創造が生まれます。なぜなら、そこに発見があるからです。
素晴らしい創造の種があるからです。それをどう実現し、リアルなカタチにしていくか……
それが創造力です。とくに、企業の課題解決に新しい情報価値をつくる力として、いま、もっ
とも求められています。
といっても、想像したものをそのまま描き出すということではありません。カタチにする
には、より独創性が求められ、その結果、個性があらわれてきます。その個性が世の中に通
じるのか、競争力を持つのか、差別化できるのか、厳しい判断が待っています。これから
自分がビジネスを楽しみ、面白がれるのも、創って成果を上げ、自らの存在感を示すのも、
創造力なしでは考えられません。
○ 「いま何がしたいの」「何をつくりたいの」「どうなりたいの」
最近のビジネスパーソンの夢は小さい、薄いといわれています。その声に、ぜひ反発して
ください。ビジネス社会では、制約や習慣、ルールなど負の要素が足を引っぱります。
「さあ企画だ」と向き合う瞬間、ネガティブな条件が考える枠組を狭めていきます。できれば
現状を壊したくないからです。
ここではどうしても想像力が必要です。ブレークスルーする熱い想いです。「こんな世界に
してみたい」「こんな発想の商品にしてみたい」「こんな文化を会社に持ち込みたい」。そん
な想いこそ、現実的な課題を突破してくれます。
「リスクのないアイディアはクリエイティブとはいわない」といわれています。壊して創る……
そこには当然リスクがつきものなのです。
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「想像」:みんなで愉しむ【運動あそび】が日々の生活の中に溶け込んでいる『文化』
「創造」:『愉しむココロ』をつなぐ「道具」と「仕組み」の組合せ【ばらんすてっぷ】
⇒独創性をどう伝えていくか?『コトづくり』『ソーシャルビジネス』とまだまだ伝わらない
コトバではあるが地道に情報発信を積み重ねていくしかないと覚悟!!
モノづくりの視点ではヒット商品を創出⇒売れるうちに売り切ってしまう⇒売れなくなる前
にできれば次の商品開発を完了:といったサイクルを繰り返すビジネスモデルがいわゆる常識
でしょう!
我々のモデルはいっぱい売ってしまわなくても成立する関係性を継続できる『コト=感性
価値』の「創造」をめざしていく点を差異化としていきたい。
☆当社の理念:
しなやかで 気持ちの良い ヒトづくり と コトづくり を通して 社会に貢献する
プラス発想 と 知恵の共有 により 学習力 を高め 革新し続ける 企業をめざす
【気持ちの良い】:提供する・共有する・オープン → ニコニコ笑顔をつなぐ
○社員に安全と健康とやりがい(成長感・達成感・充実感)を → 誠実・公正・均衡
○お客様(個客)に感動(喜び)と安心と満足を → 信用・信頼・誠意
○地域のきずなと環境にやさしさを → デジタル地球・自然・融和
株式会社 白川製作所
2009年7月28日火曜日
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