2009年3月31日火曜日

介護ロボット実用化支援

ロボット産業政策研究会報告書経済産業省 製造産業局 産業機械課
「生活支援ロボット実用化プロジェクト」

↓2009年3月25日(水) ロボット産業政策研究会報告書 より
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○次世代ロボット産業政策の対策と課題
「有望4タイプ」毎に具体的な安全基準やルール策定、安全技術開発が必要
A「移動作業型(操縦中心)」
B「移動作業型(自律中心)」
C「人間装着(密着)型」
D「搭乗型」

◆技術革新のあり方
・介護・福祉分野のロボットについては、まずBtoB(介護施設等)で導入
次にBtoC(要介護者等)にて活用(一般向けの利用やロボテク製品が先行)

・対人安全技術を開発するとともに、安全基準と安全性検証手法を策定
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ロボットシンポジウム  開催!!
「ロボットが支える未来の高齢者生活」
~ロボットで暮らしが変わる?生活の中に安心と安らぎのロボットがいる!!~

★日時:3/28(土) 13:30~16:30
★場所:東京商工会議所ビル4F 東商ホール
☆主催:東京都福祉保健局
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↓2009年3月29日(日) 読売新聞 より
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 経済産業省は、人手不足の介護・福祉の現場で役立つロボットの実用化に向けた
支援策に乗り出す。

 介護が必要な人が指示すればモノを運んで来るタイプや、人の移動を助ける車いす
タイプなどを集中的に支援する。補助金制度を創設するほか、ロボットの安全性や
衛生面の基準作り、ロボットが公共地域などで動くための法整備も検討する。

 日本は工場などで稼働する産業用ロボットでは世界市場の7割のシェア(市場占有率)
を持ち、国内の市場規模は7000億円に成長しているが、介護・福祉用はメーカーや大学
の開発段階にとどまる。

 経産省は介護・福祉用ロボットが普及すれば、産業用を合わせたロボット産業の国内
市場規模が2025年には6兆2000億円に拡大すると見込んでおり、補助金制度などを活用し
メーカーに介護・福祉分野への技術移転を促す考えだ。
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いわゆる次世代ロボット(産業用ではないサービスロボット)分野では
国策として取組み始めた韓国が先行しそうな状況

やはり安全面を検証していく際には、やってみなければ分からない要素
を許容できる環境(何か起これば私が責任を取りますという人の存在)が
不可欠でしょう!


内閣府 経済財政諮問会議

当社の取り組みは『政府の経済成長戦略』の重点3分野の一つ【健康長寿】
分野でのお役立ちを追求(勝手にこじつけて)しているつもりですが……

現状では成果が示せるまで一定期間(10年程度?)を要する点で、本事業
は補助金の対象にはなりにくいかなと思われます。


「予防医学に対する健康投資社会」をめざして:
多くの人々が人生の晩年の迎え方として「介護される期間はなるべく短く
したい」という共通の思いを抱きながら、なかなか実践につなげるのは
難しい課題に対して

「気持ちだけでなく行動へ」をサポートする道具と仕組みを組合せるこの
事業の方向性を少しずつでもみなさんに関心を持ってもらえるように、
粘り強く地道に一歩一歩実績を積み重ねていきます。


介護が必要になってから介護ロボットにお金を払って介護してもらうので
はなく、介護が必要となる前にロボットみたいな道具とその道具を介して
つながったヒトと「愉しみ&笑顔」を共有していく仕組みを活用しながら
等、様々な選択肢の中から健康を維持していくコトに価値を見出すことで
(自身の健康に対して健康なうちに先行投資し)ヒトそれぞれのより良い人
生をそれぞれが全うできるか!そこに近づけるか!を提案&支援し続けて
いきたいと考えています。


株式会社 白川製作所

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