2009年5月7日木曜日

市場トレンドワークショップ 第5回

平成20年度 市場トレンドワークショップ」第5回開催!


★日時:4/28(火) 13:30~15:30
☆場所:NICOプラザ・会議室3 新潟市中央区万代島5-1「万代島ビル」11F

財団法人 にいがた産業創造機構・市場開拓支援チーム


第5回:「商品開発フォーマット プレゼンテーション」

◎講師:黒川 玲 エグゼクティブエキスパート 財団法人 にいがた産業創造機構

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☆開発の方向性: 生きがいづくり・人づきあいの希薄化 健康づくり・運動習慣の二極化

☆開発商品 (何を=どんな価値を持った)
 ○開発領域:運動遊具産業 子ども向け 保育園・幼稚園等の施設用
 ○商品領域:子どもの「生活体力」向上
       転倒によるケガの軽減=転倒経験・上手な転び方を体得
 ○商品コンセプト:複数人で愉しめる 対戦できる
 ○商品アイテム:バランス運動遊具
 ○商品名:『ばらんすてっぷ』による【ばらんすもう】

☆商品設計(仕様) (どのようなモノ・コトを)
 ○素材:PVC(ポリ塩化ビニル)
 ○サイズ:ワンサイズ=空気量で調整可能
 ○デザインタイプ:たまごのカタチをイメージ
          マンゴーイエロー(オレンジ系)で元気アップ
 
☆開発ポジション (どのようなあり方で=企業視点)
 ○商品開発の目的:市場創造型
 ○開発アイテムポジション:シリーズ型
 ○商品ポジション:シンボル型
 ○開発手法:自社独自型⇒共同開発型も模索 【ばらんすもう】のブランド化へ

☆販売戦略 (どのように売るか)
 ○販売計画:大きな運動スペース確保が困難な首都圏型 冬期間の室内用としての地域型
 ○売り場設定:保育園・幼稚園向け提案商材を扱う業者を通して
        イベント(3人組でのチーム対決の大会イベント企画)
 ○チャネル戦略:新規開拓型
 ○情報戦略:情報の発信方法…新聞・雑誌・テレビ等へのニュースリリース

☆商品具体化:子ども向けに限定し『ばらんすてっぷ』という道具より
      【ばらんすもう】という運動遊び・ゲームをシステムとしてブランド化をめざす

 ニーズ…転んでも手が出せずに顔をケガしてしまうようなケースを予防する
     上手な転び方を体得する機会として提案
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黒川さんからのアドバイス:
☆開発の方向性(課題):子ども達の一人遊び化による弊害⇒コミュニケーション能力不足
☆販売戦略
 ○売り場設定:「動画」を使ったインターネット販売も同時に

「商品開発や事業の方向性は現代の課題解決に役立つ・マッチした取り組みで非常に共感できるが
NPO的な領域・発想から一歩踏み出す商品を付け加えていけるように、白川製作所の技術・
ノウハウを活用し、今後一般家庭用の開発にも取り組まれたら良いのでは」というご意見を
いただきました。


↓今回当社と同様のコンセプト・取り組みを検索してみて
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『遊健具』と『遊健運動プログラム』
運動会でも大活躍!「シンプルだけど多彩に遊べるこどもたちのための新しい運動遊具」

幼児の身体に無理のかからない運動遊具
2歳児から年長児まで使える
一人でもグループでも楽しく運動できる

3つのプログラム:競い合う・助け合う・笑いあう
全身を使って遊ぶ
仲間と一緒に遊ぶ
自らすすんで遊び、工夫する

子ども達の身体機能や脳の発達を促し、自発性・集中力・意志力を養い、
創造力や協調性を高めて、生涯にわたる人間形成の基礎を培うものと期待


監修:小田 伸午 教授・京都大学 高等教育研究開発推進センター
研究開発:金 尚憲 代表・高の原スポーツ研究所
研究開発:内藤 栄一 主任研究員・㈱ATR脳情報研究所

『遊健運動プログラム』(ウィキペディア)

株式会社 サクラクレパス
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↑3つの遊健具は特に新商品とは感じない(他でも代用できそう)が、使い方・プログラムと
しての価値創造を参考にしていきたいとたいへん興味を持ちました。


今回の市場トレンドワークショップやこれらの情報収集を通して:
「動画」の活用と産学の連携がまだまだ中途半端な現状なのを改めて気づかされた機会となった

また、ソーシャルビジネスとしての視点は「NPO的」と受け止められてしまい=儲けられそう
にないので、どこかで収益を上げなくっちゃね!と心配されてしまう対象なんだなとも実感!
(さすがするどく見抜かれてしまっていて…)

まずは【ばらんすもう】の動画をどんどん発信できるように取り組みを強化していきます!


株式会社 白川製作所